留学生の就職環境の整備に取り組んでいます。　

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留学生就職活動支援セミナー

留学生にとって日本企業への就職は大きな留学動機のひとつです。しかし、日本語教育機関留学生はもちろん、高等教育機関留学生にとっても、日本国内での就職を希望する留学生のための支援体制は未だ充分とは言いがたい状況です。このセミナーでは、京都で活躍するベンチャー企業の代表者の方や、キャリアコンサルタントの方などを講師に招いて、日本国内での就職をめざす留学生や特定活動（継続就職活動）の方をおもな対象に"留学生の就職活動"に役立つ知識を学びます。

高等教育機関の就活留学生について

高等教育機関在学中に活動を始める日本の就職活動の仕組みは日本特有のものであって、留学生にとっては異文化です。留学生がそれを理解するのは容易ではありません。また、留学生を採用する日本企業の約８割が日本人就活生と同じ採用プロセスと採用基準で採用活動を実施しているため、高等教育機関のキャリアセンターも留学生に対して日本人就活生と同じ就職指導を行います。結果として、多くの留学生は就職活動の流れの中で、いつしか"日本人的留学生"となり、採用試験に望まざるを得なくなっています。しかし、日本企業においてその力を発揮できるのは"日本人的留学生"ではないのです。留学生のいちばんの強みは"日本人と違うこと"にあります。留学生が、その強みを充分に生かすことができないままに、日本での就職活動に取り組んでいることは留学生にとって、また日本企業にとっても正しいことではないと思います。

日本語教育機関の就活留学生について

高等教育機関へ進学しない日本語教育機関留学生の日本語学習予定期間は通常１年程度ですので、日本国内での就職を希望していても、彼らに日本人大学生や高等教育機関留学生と同じ就職活動を行う時間はありません。さらに、高等教育機関留学生と違って、日本語教育機関修了後、就職活動のために継続して日本国内に滞在することも認められてはいないのです（＊）。外国人留学生が日本語教育機関で日本語を学び、そのまま日本で就職するというキャリアプランを描けるような環境はまだないのです。

＊令和２年２月に「国家戦略特別区域 海外大学卒業外国人留学生の就職活動支援事業」が実施されました。これにより”国家戦略特別区域（国家戦略特区）”に生活拠点のある学士以上の学位を持つ日本語教育機関留学生は、当該教育機関卒業後、最大１年間、日本において就職活動が継続できるようになりました。そして、令和３年９月、この措置の対象が全国に展開されることになりました（「特定活動９」）。ようやく、日本語教育機関留学生も、生活拠点にかかわらず、当該教育機関卒業後も継続して就職活動ができるようになったのですが、在籍する日本語教育機関が３年以上「適正校」であることなど一定の要件を満たしていることが求められ、依然、高等教育機関に在籍する留学生とは就職活動支援において大きな差があります。

開催時期

１年を２学期(４月〜９月、１０月〜３月）に分け、それぞれの学期に１回開催します。

開催日程

開催曜日：土曜日
開催時間：午後１時３０分〜午後３時３０分（２時間）

定　員

３０名 （最小開催人数は１０名）

受講料

１,０００円（税込）
　＊受講料はセミナー内容によって異なります。
　＊受講料は、セミナー当日、会場受付でお支払いください。

会　場

〒600-8413
京都市下京区烏丸通仏光寺下ル大政所町680-1 第八長谷ビル 内 会議室
　 ＊当センターの事務所があるビルです。

最寄り駅：阪急電車京都線　烏丸駅下車
　　　　　京都市営地下鉄　四条駅６番出口より１分

お申込みについて

セミナー受講には、受講申し込みフォームからの事前申込みが必要です。お申し込みは開催日の１４日前までにお願いいたします。なお、受講規約にご同意いただいた上でお申し込みください。
　＊受講申し込みフォームをご送信いただいた後、当センターから確認のためのメールが届きます。

受講規約

受講申し込みフォーム

セミナー当日は、当センターからの確認メールあるいは学生証などお名前の確認できるものをご持参の上、開催時間の１５分前に会場までお越しください。

キャンセルについて

お申し込み後やむを得ない理由でキャンセルを希望される方はできるだけ早くご連絡ください。

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